24時間カウントダウン
圧倒的なプレイをするDJとしどろもどろになるDJの違いは何か?準備だ。才能でもなく、機材でもなく — 準備。ギグ前にやるべきことを正確に解説する。
1週間前
会場をリサーチする
- どんな客層?年齢層、音楽の好み
- 自分の出番は何時?オープニングセット ≠ ピークタイム ≠ クロージング
- サウンドシステムは?選曲に影響する(低音が強いシステムならトラックのローエンドは控えめに)
- 会場のSNSで過去のイベント映像をチェック。フロアの動画を見よう。
プレイリストを組む
ライブラリ全体を持っていくだけではダメ。集中したプレイリストを作ろう:
- セットの長さの2〜3倍の曲を用意。 2時間セットなら4〜6時間分の曲を準備。選択肢が必要だ。
- エナジーアークで整理。 セットはどこから始まる?どこがピーク?どう終わる?
- 鉄板ネタを入れる。 テスト済みで必ず盛り上がるトラック。
- 冒険枠も入れる。 試したい新曲。
- キーとBPMを確認。 互換性のあるトラックをグループ化し、ハーモニックミキシングを簡単に。
整理されたライブラリがあればこの作業は10倍速くなる。ライブラリがめちゃくちゃなら、まず完全整理ガイドを読もう。
前日の夜
USBを準備する
- DJソフトからエクスポート — フォーマット済みUSBに(CDJならFAT32)
- USBは必ず2本持参。 1本壊れても?バックアップがある。
- 両方のUSBをテスト — コントローラーまたはCDJで可能なら確認
- USBにラベルを貼る — 名前を書こう(DJはUSBをしょっちゅう失くす)
ライブラリを整理する
同じトラックが3つあると気づくのに最悪のタイミングだ:
すべて充電する
- ノートPC:100%
- スマホ:100%
- ヘッドフォン(ワイヤレスの場合):100%
- モバイルバッテリー:パック済み
バッグを詰める
- ノートPC + 充電器
- USBスティック(x2)
- ヘッドフォン
- USB-A → USB-C変換アダプター(意外と必要になる)
- RCA→3.5mmケーブル(緊急バックアップ)
- スマホ + 充電器
- 耳栓(聴覚を守ろう — 長くやるなら大事)
- 名刺またはSNSへのQRコード
- 水筒
ギグ当日
2時間前
- ちゃんと食事をする。空腹でいいDJはできない。
- プレイリストから数曲聴く。ゾーンに入ろう。
- イベントのSNSをチェック。雰囲気は?みんなテンション上がってる?
会場にて
- 早めに到着。 セットの30〜45分前に。
- サウンドエンジニアと前のDJに挨拶。
- セットアップを確認。 CDJ?コントローラー?機種は?ミキサーのチャンネルは?
- USB/ノートPCをテスト。 トラックをロード。モニターをチェック。メイン出力を確認。
- 前のDJを観察。 今のBPMは?エナジーレベルは?相手のラストと自分のスタートを合わせる必要がある。
最初の1曲
一番大事な瞬間。最初のトラックは:
- 前のDJのBPMに合わせるか、緩やかにシフトする
- 現在のエナジーにフィットする(いきなり0→100はNG)
- 完璧に知っているトラック — 構成、クリーンなイントロ、安定感
- スムーズなミックスインのための十分な長さのイントロがある
セット中
- フロアを読む。 ノっていたら続行。離れていったら調整。
- パニックブラウズしない。 準備できていればプレイリストがある。信じろ。
- 常に2〜3曲先を見据える。 次の一手を常に把握。
- コメントフィールドを活用。 エナジーでレーティングしてあるなら、それを使ってナビゲート。
ギグ後
振り返り
- 一番ウケたトラックは?スターを付ける。
- ハマらなかったトラックは?コメントタグにメモ。
- 応えられなかったリクエストは?次回のためにその曲を探す。
- プレイ履歴をエクスポートして保存する。
USBの衛生管理
- 正しくイジェクトする(引き抜くだけはNG)
- 録音したセットをバックアップ
- ギグプレイリストを日付ラベル付きでアーカイブ
メタ的な教訓
準備は複利で効く投資だ。トラックを正しくタグ付けし、整理し、レビューするギグを重ねるたびに、次のギグがもっと楽になる。ステージ上で楽そうに見えるDJは、到着前に最も努力しているDJだ。
まずはライブラリの整理から始めよう。すべてはそこから始まる。



